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堀川集落堀川は、地名が示すように鵠沼本村の南端に位置し、現在は鵠沼地区最大の町内会「堀川郷友会」が旧納屋(なんや)集落を含んでいるが、元来はずっとこぢんまりとした集落だった。堀川の明治初期の戸数は21戸と少なく、姓別では淺場9戸、葉山・宮崎各3戸、板橋・竹内各2戸、田中・渡邊各1戸と、かなり姓が少ないのが特徴である。 堀川の人形山車堀川は、祭礼の人形山車参進では九番山車と、しんがりを務める。人形の仁徳天皇は束帯を着用した姿で、勾玉の襟飾りを掛ける。左手に笏を持ち、右手を額にかざす。 また、化粧幕の1枚には「明治41年(1908)8月吉日田安製縫嘉工」とあり、もう一枚には「昭和4年8月新調、東京山本謹製」とある。 制作年代は1908年(明治41年)頃で、転倒破損で造り替えたものといわれ、元来のものは他と同様に明治20年代だと思われる。壊れた古い山車は、辻堂東町に譲られ、改修されて現存するという。 堀川の人形山車の概要をまとめてみると、次のようなものである。
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