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目八譜『目八譜』全15巻は、1843(天保13)年に刊行された、武蔵石寿著・服部雪斎ほか画の貝類図鑑である。その第1巻に貝類の採集地が列記されているが、相模国12か所の内の一つが鵠沼浦である。他は三浦御嵜・コヨロギノ磯・鎌倉由井ヶ濱・七里ヶ濱・大磯ノ濱・須賀浦・柳嶌・堂前・南ゴ・江ノ島・森戸浦が挙げられている。 現在、この書籍は国立国会図書館に保管されており、全巻がデジタル化されたものを下記のサイトで閲覧できる。 図版は極めて精緻で、見事に彩色されている。一つの巻が100ページを超す15巻で、どの貝が鵠沼浦で採集されたものであるかを見つけることはできなかった。お暇な方はどうぞ。
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