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プロフィール宇野哲人(うの てつと 1874-1975)は東洋思想史 東京帝国大学教授 熊本市生まれ。【学歴】東京帝国大学 【栄誉】熊本名誉市民 第五高等学校(熊本)から帝国大学に進み、卒業後は清国(中国)に留学して漢学を、ドイツで西洋哲学を学んだ。東京大学教授。東方文化学院院長、実践女子大学学長、東方学会会長を歴任。西洋哲学の方法を用いた中国哲学の叙述は一世を風靡した。 東京帝大在職中は弓道部の部長を務めた 鵠沼とのゆかり1930(昭和5)年に熊本の五高時代からの大親友で同僚でもあった村川堅固東京帝大教授(西洋史)の別荘地(鵠沼中岡6281=鵠沼松が岡5-8)の北側を分けてもらい、永らく居住した。長男の精一氏も中国哲学専攻の学者で、もちろん隣家の村川家とは堅固・堅太郎の親子二代にわたって親しく交わり、その関係は1974(昭和49)年2月19日に天寿を全うするまで続けられた。その親交の様子と、相続税のために土地が売りに出されて開発された模様は、村川堅太郎氏の息女=夏子氏が1997年9月9日に鵠沼を語る会の講演会「鵠沼松が岡公園になるまで~なぜ緑は残ったか~」で語られ、記録は会誌『鵠沼』第76号に掲載されている。 |
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鵠沼を語る会 副会長/鵠沼郷土資料展示室 運営委員 渡部 瞭 |
[参考文献]
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