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大東集落大東は、地名が示すように鵠沼本村の東端に位置し、現在の本鵠沼一丁目にあたる。こぢんまりとした集落である。大東の明治初期の戸数は19戸と少なく、姓別では山口10戸、森井5戸、渡邊2戸、關根・高橋各1戸と、かなり姓が少ないのが特徴である。 大東の人形山車大東は、祭礼の人形山車参進では六番山車を務める。人形の楠木正成は鎧の上に陣羽織を着用し、烏帽子を被った立ち姿である。右手に采配を持ち、左手は前方斜めの上にかざしている。 制作年代を示す記録が残っていないが、他と同様に明治20年代だと思われる。 大東の人形山車の概要をまとめてみると、次のようなものである。
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