鵠沼サロンコンサートNEWS
2011.6
300回記念に寄せて
藤沢市長 海老根 靖典
 
 鵠沼サロンコンサートが21年の永きにわたり開催され、記念すべき300回を迎えられましたことを、心からお祝い申しあげます。
 鵠沼室内楽愛好会では、このコンサートをこれまでの間、ボランティアで育ててこられ、様々な困難を克服し、クオリティの高い音楽を提供し続けて愛好家の方々の厚い信頼を得てこられました。また、一流アーティストから新進気鋭の新人まで、常に厳選されたコンサートを開催され、輝かしい実績を残してこられました皆様の情熱とご努力に対し、深く敬意を表します。

 藤沢市は市民の皆さんによる芸術・文化活動が盛んなまちで、市民オペラや市民ミュージカル、また合唱やオーケストラなど、特に音楽活動が活発に行われております。市といたしましても、「いまも未来も住み続けたいまち湘南ふじさわ」の実現を目指し、藤沢が持つ文化・風土を生かした「文化にふれあう交流のあるまち」づくりに向けて取り組んでまいります。そのような意味でも、鵠沼サロンコンサートは、身近な場所で第一線で括躍するアーティストの演奏を気軽に楽しめる貴重な機会であり、さらにそれが300回を超えて継続されていることは、全国に誇るべき湘南の芸術の創造と発信でありますことを大変心強く感じております。

 これからも、コンサートがますます充実されますとともに、皆様方のなお一層のご活躍をお祈りしてお祝いの言葉とさせていただきます。
2010. 11 

鵠沼室内楽愛好会
神奈川地域社会事業賞を受賞
 

 「第23回神奈川地域社会事業賞」(神奈川新聞社、神奈川新聞厚生文化事業団主催)の審査会が10月6日、横浜市中区の神奈川新聞社で行われ、神奈川地域社会事業賞に「鵠沼室内楽愛好会」(藤沢市)などの4団体、奨励賞1団体の受賞が決まった。
 同賞は文化や福祉などあらゆる分野で活躍する市民団体の社会貢献をたたえようと、1988年に第1回を開催した。
 2006. 3
鵠沼サロンコンサートが
「パオロ・ボルチアーニ賞」国際弦楽四重奏コンク−ル
    優勝団体世界ツアー公式会場に認定
され、
前回(2005.6)優勝のパヴェル・ハース・クァルテツトが来演
  「パオロ・ボルチアーニ賞」国際弦楽四重奏コンクールは、世界最高のクアルテットとして一世を風靡したイタリア弦楽四重奏団の第1ヴァイオリン奏者であったパオロ・ボルチアーニの偉業を称えるために、その生地である北イタリアのレッジョ・エミリアにおいてボルチアーニを審査委員長として1987年にスタートしました。その後ほぼ3〜4年間隔で開催され、昨年で7回目となり、事前審査を通過した史上最多の22団体が本選に進みました。現在では、ロンドン、エヴィアン(フランス)とともに、弦楽四重奏部門では世界の3大国際コンクールとされていますが、中でも最難関とされるばかりでなく、近年では最も高い評価を得ています。というのも、第1位優勝は、昨年のパヴェル・ハース・クァルテットが7回目にして4団体目(3回は優勝なし!)で、それまでの3団体は、ケラー(第2回)、アルテミス(第4回)、クス(第6回)で、ケラーも現在では世界の一流クァルテットの一つとされていますが、特にアルテミスはアルバン・ベルク、ハーゲンに続く世界最高峰への道を着実に進んでおり、クスもそれに続く存在として世界的に注目を集めています。
 このコンクールの最大の特徴は、その優勝団体に世界ツアーが保証されていることで、今回もヨーロッパ各地からアメリカ、日本、オーストラリアにわたる38ヵ所が公式会場として指定されています。その中で日本は2ヵ所、「クァルテット・ウェンズディ」シリーズによって積極的に若手クァルテットの紹介に努めている第一生命ホール(トリトン・アート・ネットワーク)とともに、これまでに37回に及ぶ「世界のクアルテット」シリーズが評価されて「鵠沼サロンコンサート」が認定されました。
 史上最高の激戦を勝ち抜いて優勝した「パヴェル・ハース・クァルテット」は、スメタナ・クァルテットのヴィオラ奏者であったミラン・シュカンパの薫陶を受け、「プラハの春」弦楽四重奏コンクールにも優勝したチェコ期待の俊英です。世界ツアーも大詰めに近づいている今日、早くも世界各地で高い評価を得ています。パヴェル・ハースは、ユダヤ系であったがために、ナチスから「頽廃音楽」のレッテルを貼られて弾圧を受け、収容所で非業の死を遂げたチェコの作曲家ですが、今回の日本公演では "From the Monkey Mautains"(「猿の山々から」は誤訳)という副題の付いた「弦楽四重奏曲第2番」が聴けるのも大きな楽しみです。
VIl concorso lnternazionale per (Quuartetto d’Archi PREMIO PAOLO BORCIANI
TOURNEE per i vicitori de1 1°Premio
2005. 10. 23 Brussels(Belgio) 2005. 11. 15 Milano (ltalia) 2006. 3. 26 Blue Hill(ME,USA)
25 Bludenz (Austria) 16 Reggio Emilia(ltalia) 30 Carmel(CA,USA)
28 Oldenbulg(Germania) 2006. 3. 9 Regensburg(Germania) 4. 2 Los Angels (CA,USA)
29 Bad lburg(Germania) 10 Pregarten (Austria) 6 0klahoma (OK,USA)
30 Essen (Germania) 11 Wien (Austria) 8 Columbia (MD,USA)
11. 2 Neuss (Germania) 12 Frankfurt(Germania) 9 Bethesda (MD,USA)
3 Heidelberg(Germania) 14 Karlsruhe (Germania) 6. 12 Kugenuma/Fujisawa
4 Bruchsahl(Germania) 17 Heppenheim (Germania) (Giappone)
5 einheim (Germania) 18 Tournai (Belgio) 14 Tokyo (Giappone)
7 Bremen(Germania) 20 Bologna (ltalia) 21 Krefeld(Germania)
8 Hamburg (Germania) 21 Roma(ltalia) 23 Mettlach (Germania)
10 Venez(ltalia) 22 Torino (ltalia) 25 Ludwigsburg (Germania)
13 Firenze(ltalia) 24 Bethlehem (PA,USA) 28 Grafenegg (Austria)
2006. 1 
お詫び
前橋汀子発熱のため公演を延期 4月4日に。 31日の代演:島田真千子
 2006年1月31出演予定の前橋汀子は、インフルエンザによる急な発熱のために出演が不可能となりました。最終的には、当日の朝まで出演を模索しましたが、熱が下がらず出演が無理であると判断せざるを得ない状況となりました。ピアニストの加藤洋之氏をはじめ関係各位のご尽力を得て、本日は島田真千子さんが代演し、無料公演としてリサイタルを開催します。昨夜遅くの、それも「もし明日、前橋さんがだめだったら」という大変に無理な要請にもかかわらず、お引き受けいただけることになりました。島田さんは、トッパンホール主催のリサイタルや名古屋フィル定期への出演も決定している期待の若手ヴァイオリニストです。
 なお、前橋さんのリサイタルは、前橋さん、加藤さん、レストラン、それぞれのスケジュール調整の結果、4月4日(火)に延期して開催することとなりました。予約や手持ちのチケットはそのまま有効です。また、当日ご都合のつかない方につきましては、予約の取り消しおよびチケットの払い戻しを行います。誠に恐れ入りますが、整理の都合上、2月15日までに電話またはメールにてお知らせください。ご来場いただける方は、そのまま当日ご来場いただければ結構です。
 なお、前橋さんご本人の希望により、曲目が当初発表から下記のように変更になっております。併せてご了承いただければ幸いです。
◆4月4日のプログラム
   エルガー:愛のあいさつ
   ベートーヴェン:ロマンス 第2番
   ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番 「クロイツェル」
   モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K.301
   ドヴォルザーク:わが母の教え給いし歌/スラヴ舞曲 ホ短調 Op.72-2
   シューベルト:アヴェ・マリア
   マスネ:タイスの瞑想曲
   ブラームス:ハンガリー舞曲 第1番/第5番
2003. 2 
速報! 今井信子が
ミケランジェロ・クァルテットを結成
 *すごい顔ぶれ・・・
ミハエル・マルティン
(vn) ルーマニア出身
   チャイコフスキー国際コンクール第2位/インディアナポリス国際コンクール優勝
アレクサンダー・カー(vn) オランダ出身
   アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団コンサートマスター
今井信子(va) 日本出身
フランス・ヘルメルソン(vc) スウェーデン出身
   ミュンヘン国際コンクール優勝/カサド国際コンクール優勝
 *アムステルダム・コンセルトヘボウでのデビュー・コンサートは大好評
 *12月に日本ツアー 9日(火)・10日(水)の紀尾井ホールに先立って
鵠沼サロンコンサートにも出演決定!!12月7日(日)午後2時開演、藤沢リラホール
2002. 8 
実力主義! 10人のヴァイオリニスト
第4回は
漆原朝子が出演
シューマンのヴァイオリン・ソナタ第3番が聴ける!
 昨年スタートしたシリーズ、渡辺玲子、竹澤恭子、戸田弥生に続く第4回には、漆原朝子が出演します。漆原は、姉・啓子とともに姉妹で活躍するヴァイオリニストとして知られていますが、早くからその才能は高く評価され、1983年の第2回日本国際音楽コンクール(現在は消滅してしまったが、当時は世界的な評価を受けていた)では、参加者中最年少でありながら見事に優勝し、世界的に大評判となりました。近年は、作曲家の細川俊夫氏の夫人として主にドイツに滞在している上に、納得できる仕事だけに限定しており、当会への出演も数年前からお願いしていて、今回ようやく「このシリーズの中でならぜひ!」ということで、ようやく実現する運びとなりました。多数依頼を受けながらも、今年もリサイタルは、武生国際音楽祭や清里音楽祭などに限定され、東京近辺では鵠沼だけ! ということで、大変に貴重な機会となります。
 特に今回のリサイタルでは、モーツァルトやフォーレの名作に加えて、ブラームス等との合作F.A.E.ソナタをシューマン自らが改作した珍しいソナタ第3番が聴けるのも大変に楽しみなことです。
イタリア最高の木管奏者たち
 昨年の秋、ベルリン・フィルハーモニー・ピアノトリオ(本年2月に鵠沼に出演)のピアニストであるフィリップ・モル氏と打ち合わせしていて、ふと9月に予定されていたクーベリック・トリオの来日が延期(結局11月に出演で決着)したことをお話しすると、「その時期日本にいて、ダヴィデ・フォルミザーノとコンサートをすることになっているから、鵠沼でもやるようにと話してみようか?」と。フォルミザーノといえば、イタリアでは「ガッゼローニの再来!」と称えられ、その才能に惚れ込んだスカラ座の音楽監督R.ムーティの懇請によって、若干22歳でスカラ・フィルおよびミラノ・スカラ座管弦楽団のソロ奏者(最上位の首席奏者)に就任して世界的にも話題になった逸材なのですから、「ぜひとも、お願いします」と答えたところ、数日後にモル氏から電話がはいり、「ダヴィデのとこに電話したら、ちょうどそこに仲間が遊びに来ていて、それなら皆で行こう!ということになってしまったけど……」何でもスカラ・フィルの日本公演の後、1週間後にアメリカ公演が予定されていて、「テュッティ(一般楽員)の人は団体行動なので、チャーター機で一旦イタリアに帰らなければならないが、ソロ契約の人は個人行動が認められているので、日本から直接アメリカに向かう」とのこと。スカラ・フィルのソロ奏者といえばいずれもイタリアを代表するプレーヤー! それが一度に3人も登場することになってしまったのです。それに、アンサンブル・ピアニストとしては最高峰のモルも!
 曲目も、オペラを題材にしたものを中心に、デュオ、トリオ、クァルテットと、この時を逃したら2度と聴けない珍しいものも多数! サロンコンサートも長くやっていると、いろいろと良いことがあります。
若い人のために……学生券(2000円)を始めました
  「若い人のために」ということで、会員の方より特別協賛のお申し出をいただきました。当愛好会では、このご趣旨を生かし、2000円の学生券をスタートしました。25歳以下の小中学生、高校生、大学生等を対象としますが、高校生以上の方は、当日学生証を提示して下さい。各回限定10席で、申込順とします。会員割引との併用はできませんが、会員の方には、早めにご案内いたします。これを機会に、若い方々にもご来場いただけるようになればと願っています。
2002.4 
若い人のために……6月より学生券(2000円)を始めます
  「若い人のために」ということで、会員の方より特別協賛のお申し出をいただきました。当愛好会では、このご趣旨を生かし、2000円の学生券をスタートすることとしました。25歳以下の小中学生、高校生、大学生等を対象としますが、高校生以上の方は、当日学生証を提示して下さい。各回限定10席で、申込順とします。会員割引との併用はできませんが、会員の方には、早めにご案内いたします。これを機会に、若い方々にもご来場いただけるようになればと願っています。
清水直子が、 べルリン・フィルのソロ奏者に正式就任
当サロンコンサートにすでに3回出演されて、その音楽性とテックニックの見事さを余すことなく示してくれたヴィオリストの清水直子が、1年間の試用期間を終えて先日楽員投票が行われ、べルリン・フィル史上初のソロ奏者(首席奏者)に就任することが正式に決まりました。鵠沼への4度目の出演も、なるべく早い時期に実現したいと考えています。
室内楽の本場チェとアメりカの2クアルテットが競演!
ヤナーチェク・クァルテット vs ボロメーオ・ストリングクァルテット
 「えっ!チェコとアメリカが室内楽の本場だったの?」はい、そうなのです。現在、世界中で最も室内楽が盛んなのは、この2国なのです。  チェコの首都プラハでは、毎日何カ所かの会場でクァルテットやトリオのコンサートが開かれており、現在では世界的な存在として活動しているシュカンパ(99.10に鵠沼に出演)を筆頭に、大ヴェテランのプラハ(94.5出演)、ターリッヒからパノハ、ブラジャーク、コチアン、シュターミツ(91.5出演)、さらには若手のウィハン、マルティヌーまで、多数のそれも実カ派揃いの常設クァルテットが活動しており、これらはプラハばかりでなく、地方の諸都市を盛んに巡回しています。こうした中で、ひときわ異彩を放っているのが、ヤナーチェク・クァルテットなのです。チェコは、プラハを中心としたボへミア地方と、ヤナーチェクの生まれ故郷であるブルノを中心したモラヴィア地方からなっていますが、そのブルノを本拠地として活動し、モラヴィアの伝統の上プラハのクァルテットとはひと味違ったスタイルと音色で人気を得ています。  一方アメリカは?といいますと、第一生命ホールのプロデューサー箕口―美さんによれば、「アメリカ中に鵠沼がある」とのこと、つまり当愛好会のような市民のボランティアによって運営される室内楽協会(Chamber-music Society)が全米各地に展開しており、その多くが当会では足元にも及ばないような歴史と規模を誇っているのです。さらには、各地の大学やホールがそれぞれのレジデンツ・クァルテットを持ち、演奏の場を保証するばかりでなく、経済的な援助も行っています。ちなみに、昨年11月に出演したミロはNYリンカーン・センターの、ボロメーオはニューイングランド音楽大学(ボストン)のそれぞれレジデンツ・クァルテットを務めており、今回のボロメーオも大学の援助を受けての来日なのです。そのため、「そろそろ産児制限が必要なのでは」といった冗談が言われるほどに優秀な若手が登場していますし、その恐るべき水準の高さは昨年のミロで実証済みです。さらには、東京、タカーチ(元来はハンガリー)、上海といったクァルテットもアメリカを本拠として活動しています。まさにアメリカは、世界で最も室内楽の盛んな国であり、クァルテットにとっては超激戦区なのです。そのアメリカで、トップを走るエマーソンに肉薄しているのがこのボロメーオ,クァルテットとセント・ローレンスなのです。  この2クァルテットを続けて聴けるのは、まさに鵠沼ならではといえましょう
2001.12. 4
「音楽時代」で紹介されました。
 12月号巻頭のグラビアページで、10月の鵠沼サロンコンサートの模様が紹介されました。
それも、世界的な音楽写真家として知られる木之下晃氏の写真と文によってです!
2001.10. 2
いま、アメリカで話題のミロ・ストリング・クァルテット
 この11月、東京・晴海に第一生命ホールがオープンします。このホールは、地域に根ざすとともに、前衛的な企画を全国に発信していこうと、NPO(非営利法人)「トリトン・アーツ・ネッットワーク(FAN)」をたちあげました。そして、その企画の核の一つとして発表されたのが「クァルテット・ウェンズデイ」で、その記念すべき第1回に選ばれたのが、ミロ・ストリング・クァルテット(SQ)なのです。このミロSQは、昨年のバンフ国際コンクール(カナダ)で圧倒的な評価を得て優勝したのですが、そのコンクールを取材した音楽ジャーナリストの渡辺和氏(「クァルテットの名曲名演奏」等の著者で、世界中のSQに最も精通している)は、その演奏に深く感銘し、その推薦により今回の演奏が決まりました。渡辺氏が、このクァルテットこそ、近い将来アメリカの、いや世界の代表的な存在になると確信しているからにほかなりません。「せっかく招くのに1回だけではもったいない!」ということで同ホールのご厚意で、今回の鵠沼出演が決まりました。この注目のSQを日本で最初に聴く60人の聴衆の一人になりませんか?
2001.9.18
新シリーズ 実力主義! 1O人の女性ヴアイオリニスト スタート!
 鵠沼サロンコンサートの新シリーズが渡辺玲子でスタートします。その後は、竹澤恭子戸田弥生が続いて出演します。この3人が所属する大手マネージメントK社の担当者によれば、「この3人が1つの会場に連続して出演するなんて、滅多にないこと」「今回は、特別なこと!」ということです。Jクラシックなるものが隆盛を極める今日、鵠沼サロンコンサートは、そうした人気や知名度は関係なし!あくまでも実力にこだわって人選します。来年以降は漆原朝子小林美恵堀米ゆず子、もちろん加藤知子ははずせません。さてあとは‥・?乞ご期待!
藤沢駅からのバス便が便利に
 このたびのダイヤ改正で、藤沢駅からのバス便が増え、コンサートへのご来場が大変に便利になりました。ちなみに、バスは藤沢駅北口のさいかや前からの「鵠沼車庫」行で、所要時間は15〜20分、「藤原」下車でラーラ・ビアンケへは徒歩1分です。
藤沢駅北口発 17:00/10/25/37/50  18:05/13/20/35/45/56

 また終演後の「藤沢駅」行も21:02/12のいずれかが利用可能となります。この時間帯の所要時間は駅まで10分程度です。
会員特典のCD1割引継続!
 当愛好会と提携していた湘南レコードが閉店し、同じ場所(藤沢駅南口・名店ピル3F)新しく「ピット」が開店しました。当会では、早速同店と交渉し、会員の方の「CD割引の特典」を継続していただけることになりました。これまで通り会員証を提示して下さい。注文による取り寄せもできますので、引き続きご利用下さい。
エディット・マティスさんが引退表明!
 おなじみのマティスさんが、突然引退を表明、来年以降は「人前では歌わない」とのことです。1997年以来毎夏草津国際音楽祭に参加し、当サロンコンサートにも昨年まで4年連続で出演していただきました。本年は、招聘元の主催による東京公演(9/11、カザルスホール)が予定されていることもあって見送り、「また来年には‥・」ということでしたが、突然の引退でご本人からは「鵠沼の愛好会には大変に申し訳ないことになってしまいました。皆さんにはくれぐれもよろしくお伝え下さい。」とのメッセージをいただいています。
訃報
 当サロンコンサートにも2度出演して下さったハリーナ・チェルニー=ステファンスカさんが、7月1日自宅のあるポーランドのクラコフで他界されました。娘のエリザベートさんのチェンバロ・リサイタルを開いた時、突然来場されて終演後「今度は私がここで弾くからね」ということで2度にわたるリサイタルが実現してしまいました。古き佳きポーランドの伝統を受継いだショパンの演奏は、他には代え難いものであっただけに残念な限りです。享年78歳。
 謹んで哀悼の意を表します。

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